仕事はじめ 2018

仕事はじめ 2018

今年の仕事はじめは、前回に続き自宅での DIY でした。キッチンカウンターの下にあるスペースにメタルラックを使い、普段使わない食器や、大き目な調理器具を収納しているのですが、引っ越してきたときに持っていたものを再利用したので、サイズが全く合っておらずこのようにガバガバです。しかもタオルをかけて隠してあります。それほど目立たない場所ではあるのですが、改めて見ると無駄も多いし見た目もよろしくないです。

今回はこのスペースを無駄なく使えるキャスター付きの収納棚を作ろうと思います。Let's 大人チャレンジ。

外部設計

前回の載せるだけの棚とは違い、今回は材料の数も多いので、まずはざっくり設計します。設計と言っても所詮素人なので、寸法を測り、持っているもの・購入するものの数やサイズをリスト化しただけです。しかしこの作業で、二つのスペースの幅が微妙に違うことを初めて知りました。アセスメント重要。また、この時点では強度が不明だったので、棚板は買わず、一旦枠を組み上げてからお局様と相談することにしました。

内部設計

ホームセンターで天板と底板をそれぞれ2セットに柱板を8本カットしてもらい帰宅。

棚板は大きさは分かりましたが、実際にどこに何をどれくらい載せるのか?が決まっていないので、設置する高さや数は不明なまま作業を進めます。そのため、ダボで後から調整できるようにします。柱板の中心に沿って5cm 間隔にキリを打って、目印を付けていきます。

天板と底板には、柱板をネジ止めする際の位置をマーキング。柱板の幅は 13mm なのですが、実際に組み合わせてみると、予想以上に細いです。。。

実装

柱板には、ダボがはまる深さで穴を開ける必要があります。ドリルにテープでガイドを付けました。これで貫通しない&ダボが綺麗にはまる穴が開くはずです。多分。

一本の板に15個の穴を開けます。しかも貫通させてはダメ。浅すぎてもダメ。テープで作ったガイドで深さに気を付けながら穴を開け始め 4つ目くらいでハタと気が付きました。

Author

あれ?これしんどくね?

いや。もう戻れない。今あきらめたら大量の燃えるゴミを出して終わりだ。男として、中年として最低だ。仕事を途中で放置する中途半端なオッサンどもと同じだ。心の中で「生涯現役」をお経のように繰り返し、穴を開け続けます。

次の写真でいきなり完成してしまっていますが、上の写真を撮り終えたあと「部品がデカくて結構しんどい。しかも組み進めるとどんどん大きくなって、部屋の中で動かしづらい。」という、日曜大工を嗜まれている方々からすれば当たり前な事に気が付きました。心が折れる前に危機感エネルギーだけで組み上げ作業をしたので、作業途中の写真を撮り忘れてしまいました。

一旦 完成

高さはバッチリ!

一番奥に押し込んだ状態がこちら。初めてにしてはなかなかの出来栄え。

キャスターとダボ穴。綺麗やん。「ダメかも!」からのとりあえず一安心。

後日

お局さまと相談の後、棚板をホームセンターで切り出してもらい、物を仮置きして高さを決めました。やはり調理器具や食器類が多く、全体的にかなり重くなりました。普通に引っ張り出すと、力をかける場所によっては、棚自体が転倒するかもしれないので、キャスターの上の部分に取っ手を付けました。棚を引き出す際には、そこを引っ張ってもらう運用ルールに。

あとは、手前にカーテンを付けて収納を目立たなくするのですが、サイズや色合いを落ち着いて決めたいとの事だったので、最終的な出来栄えはまた後日。

今回、初めて棚を作ったのですが、柱板をもう少し厚くすれば途中で発生した補強や板割れのリペアといった作業が不要だったように思います。柱板の太さは 13mm でしたが、高さが 70 ~ 90 cm くらいになるなら天板や底板と同じく 18mm 以上が良いかもしれません。

実際にやってみないと分からない事ばかりです。作業の途中で板が割れてリペアしたり、強度が足りず補強したりと「どうすれば良いか」を知る良い勉強になった年明けでした。

次はもう少し大きなものにチャレンジしてみます。