リサイクル工場
リサイクル工場
家に一台、自作マシンが転がっています。いや。転がっていました。
数年前、自宅のインフラを司るサーバをリプレイスしたものの、中にエンコードした動画が大量にあり、しかも、ファイル名をMySQLで管理していたので、ファイルだけ見てもなんのこっちゃわかりません。
消すのはもったいないし、でも数ギガを移行した先で見るか?と問われると ... な感じ。全てが終わったら終わったで、粗大ゴミの手続きもめんどうくさい。
環境に配慮する事と、景気回復のための大量生産・消費は相反するなぁと、責任の矛先をそらせつつ、転がったマシンに触れない日が続きました。
そんなおり
お局
余ってるんだったら使いたい
... なんとめんどうくさい
いっちまったなぁ!この欲しがりさんめ!
いや。顔に出してはいけない。(家庭での自身の)平和をこよなく愛する私は自己保身の本能で気づかれないように、ポーカーフェィスで脳内工数計算。
そういえば RAID1 だったことをふと思い出しました。
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おおう。ちょっと待ってください。
ひさしぶに火を入れて内部を確認。すると...
$ cat /proc/cpuinfo ... snip ... model name : Intel(R) Core(TM)2 Quad CPU Q9400 @ 2.66GHz $ cat /proc/meminfo ... snip ... MemTotal: 8059644 kB $ cat /etc/redhat-release CentOS release 6.2 $ df -H Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on /dev/sdb2 246G 125G 121G 50% / tmpfs 4.2G 7.0M 4.2G 1% /dev/shm /dev/sdb1 1.1G 94M 910M 10% /boot /dev/md127 985G 674G 313G 68% /data
昔の自分をほめてやりたい。そして地味に OS とデータ分けてる!
さっそくBIOSで片方のディスクをはずし、CentOS 7 をクリーンインストール。ちなみに機械が古くUSBブートとかできなかったんで、お局様に iso を DVD へ焼いておいていただいた。
アップグレードとかも考えたんですが、ちょっと調べると必要なパッケージが、CentOS 6 と 7 では、7 の方が古いものを使ってたりするらしいので、一部デグレードさせたり、repo.d いじったりと、結構お手間がかかるみたい。
一時間ほどでネットワークやら基本的なセットアップをし、前回と同じく /data を作って 1T ディスクをマウント。/etc/fstab も忘れずにね!
どうやら、仕事関係の人にOpenOfficeで資料を作るちょっとアレな人がいるらしく、今までは windows に入れた仮想linuxで作業をしていたらしいですが、いろいろしんどかったらしい。アレな人ってwindows嫌いすぎたりして、ちょっと宗教じみてアレですよね。
技術とは望まれる形で提供するものであり、押し付けるものではない。
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なんだい。困っているならもっと早く言っちゃいなよYou!
(結果論)
10年ほど前のマシンとはいえ、HDDが1.25T に QuadCore にメモリ8G。まだまだ使えるでしょう。
週末はモニタやらインターフェイスの設定をして引き渡しの儀式ですかね。
みなさん。家庭サービスしてますか?
今回の報酬は皇居で仕事をしてらっしゃる方からいただいたらしい、菊のご紋がまぶしいチョコレート。
神々しい