イヤホンの入力セレクター

イヤホンの入力セレクタ

+ボリュームコントローラ

を自作しました

入力2・出力1のセレクターって探しても出てこないんですね。(更新)

入力1からの複数分配はすぐに探せて安価。一方、問題を解決できそうな複数入力・複数出力な機械はオーバースペック気味でお値段もお高い。

音には全くこだわってないので、3極イヤホンプラグの単純な仕組みにそんな出費はしたくない。

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そもそも入出力なんて無いから最初の表現もどうか?

でも素人なのでなんて指していいのかわからん。

ワタクシの以下の問題

  1. 一つのヘッドホンまたはスピーカーで音を聞きたい

  2. 音源はPCとテレビチューナの二つ

  3. 音量調節もヘッドホン側(手元)で行いたい

を解決する素敵でお安いのは無いのか ... 無いのか ... ないの ...

ならば作ってしまおう

という訳で品ぞろえは宇宙一と評判の、みんな大好き秋月電子さんで部品を買い集めます。

http://akizukidenshi.com/catalog/

部品

リード線も無かったのでついでに購入。

絵を描く

買った部品を並べて、ざっくりお絵かき。ちなみにワタクシの電子工作知識は中学の時に軽く習った程度なので、ちゃんとした回路図は書けません。忘れました。

黒がグラウンド、緑がL、赤がR。スイッチはトグル。トグルは傾けた方と反対の極が導通するので、気になる人はケースへ固定するとき逆に捻って付けてください。

ケースを加工

ケースにマスキングテープを貼って、穴を開ける場所のアタリを付けます。最初に細い刃でガイドを開け、後から 6mm の刃で穴を開けます。

ケースが樹脂なので急いでやると熱で溶けて刃にくっついて悲しくなります。ゆっくり削っていきましょう。

こんな感じで側面に入力用の2つ。反対側に一つ。天板にスイッチ類用を二つ。ボリュームの径がノギスで測ったところ 6.1mm ほどあったのでヤスリで気持ち拡張しました。

はんだづけ

それぞれの穴に部品を差して、絵の通りリード線をはんだ付けしていきます。絵での黒が水色。緑は緑。赤が紫です。色のチョイスが我ながらイケていない。あと小さい部品を固定する物が手元に無かったので、少し疲れました。ところどころイモになってます。

完成

蓋を締めて、摘みを取り付けて完成。

奥のジャックの左がテレビ用、右がパソコンへ接続。手前がイヤホンです。リード線を入れて1,200 円。線を持っている人なら 800 円くらいで済むと思います。

そうそう。5000円とかそんなに機能要らないのよ。こういうのでいいんだよ。

ボリュームが意外に便利。既製品もいいけど、プログラムでもなんでもやっぱり自分で作ってコントロールできるのって最高ですね。

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なんでもかんでも外注してると、己の筋力を弱めるぞ!

かしこ

Debian 10.2

Debian 10.2

先日、自宅サーバDebian を apt upgrade して再起動を要求された。何も考えす再起動したら日本語入力がおかしくなった。

ローマ字入力で "aa" と打つとなぜか "深" と出てしまう。

キャラクタテーブルがおかしくなったのか?いやいや。それなら日本語で表示されている部分も変になっていないとダメだ。

他の端末から ssh でログインして適当なファイルを vim で日本語を書き込み保存。

日本語入力のおかしい自宅サーバで開くと普通に読める。

インプットメソッドがおかしいのだろうか?

せっかくなので Fcitx と Mozc にしてみる。

sudo apt install fcitx-mozc

インストールが終わったら、im-config で fcitx を有効にし Fcitx設定の入力メソッドで [キーボード - 日本語] > [Mozc] 順に修正。

あとは Mozc の設定で [ローマ字入力] を選択して終了。

恐る恐る自宅サーバ上で日本語入力を試す .... 直った

.... いや、正確には起こった問題を上書いて終えた。

結果OKとは言うものの、この辺りの胆力の無さが自身を「職業、エンジニアです!」と呼ぶ事への憚りになっているんだよなぁ。

かしこ

めんどうくさい

めんどうくさい

コンソールでggりたい

会社から貸与されている開発マシンが耐用年数に到達したのでリプレイスしてもらいました。その再セットアップの一貫でちょっとREAD.md を読み変えるところがあったので、備忘録を兼ねてここに記しておきます。

現在の環境は macOS 10.13.3 High Sierra です。長らく MacBook Pro だったのですが

若者

机の上から移動しているのを見たことがない

ということで、人生初 Mac mini になりました。なにこれ。ボディがあったかい。ローカルでビルドしまくってる時とか、おにぎり程度ならほんのり温めれる予感。

Google APIs の設定

以下のサイトを参考に、サーチエンジンIDとGCPのアクセスキーを取得します。"無料枠はありますが、無料じゃないので気をつけてください。"

http://ryutamaki.hatenablog.com/entry/2014/01/18/171640

https://github.com/eitake0002/quick-search

基本的には上記リポジトリのREAD.md の手順でいけるはずですが、わたしの環境は python が 2.x , 3.x が最初から混在していました。

python             python2.7          python3            python3.6          python3.6m         pythonw
python-config      python2.7-config   python3-config     python3.6-config   python3.6m-config  pythonw2.7

また、READ.md には python3.5 or later と書かれています。

わたしの環境の python の指す先が python2.x だったので、READ.md で python, pip を指定しているところは それぞれ python3, pip3 と読み変えます。

あと、いくつかのモジュールが足りなかったので、別途導入しました。

# ここは READ.md の通り

$ sudo pip3 install -r requirements.txt The directory '/Users/.....' ... (snip) ...

#  ModuleNotFoundError: No module named 'requests' の対応

$ pip3 install requests ... (snip) ... Successfully installed certifi-2018.1.18 requests-2.18.4 urllib3-1.22

# ModuleNotFoundError: No module named 'yaml' の対応

$ pip3 install pyyaml ... (snip) ... Successfully installed pyyaml-3.12

確認

サーチエンジンID, GCPのアクセスキー を export して、、、

$ python3 ./quick-search.py てすと

お好みで .bashrc とかにエイリアスやキーを貼っておきましょう。

... (snip) ...
export SEARCH_ENGINE_ID=xxxxxxx
export GOOGLE_API_KEY=yyyyyyy
alias t="python3 ${HOME}/github/quick-search/quick-search.py"
... (snip) ...

100 リクエストまで無料なので、簡単にエラーとか調べたいときに便利ですね。

仕事はじめ 2018

仕事はじめ 2018

今年の仕事はじめは、前回に続き自宅での DIY でした。キッチンカウンターの下にあるスペースにメタルラックを使い、普段使わない食器や、大き目な調理器具を収納しているのですが、引っ越してきたときに持っていたものを再利用したので、サイズが全く合っておらずこのようにガバガバです。しかもタオルをかけて隠してあります。それほど目立たない場所ではあるのですが、改めて見ると無駄も多いし見た目もよろしくないです。

今回はこのスペースを無駄なく使えるキャスター付きの収納棚を作ろうと思います。Let's 大人チャレンジ。

外部設計

前回の載せるだけの棚とは違い、今回は材料の数も多いので、まずはざっくり設計します。設計と言っても所詮素人なので、寸法を測り、持っているもの・購入するものの数やサイズをリスト化しただけです。しかしこの作業で、二つのスペースの幅が微妙に違うことを初めて知りました。アセスメント重要。また、この時点では強度が不明だったので、棚板は買わず、一旦枠を組み上げてからお局様と相談することにしました。

内部設計

ホームセンターで天板と底板をそれぞれ2セットに柱板を8本カットしてもらい帰宅。

棚板は大きさは分かりましたが、実際にどこに何をどれくらい載せるのか?が決まっていないので、設置する高さや数は不明なまま作業を進めます。そのため、ダボで後から調整できるようにします。柱板の中心に沿って5cm 間隔にキリを打って、目印を付けていきます。

天板と底板には、柱板をネジ止めする際の位置をマーキング。柱板の幅は 13mm なのですが、実際に組み合わせてみると、予想以上に細いです。。。

実装

柱板には、ダボがはまる深さで穴を開ける必要があります。ドリルにテープでガイドを付けました。これで貫通しない&ダボが綺麗にはまる穴が開くはずです。多分。

一本の板に15個の穴を開けます。しかも貫通させてはダメ。浅すぎてもダメ。テープで作ったガイドで深さに気を付けながら穴を開け始め 4つ目くらいでハタと気が付きました。

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あれ?これしんどくね?

いや。もう戻れない。今あきらめたら大量の燃えるゴミを出して終わりだ。男として、中年として最低だ。仕事を途中で放置する中途半端なオッサンどもと同じだ。心の中で「生涯現役」をお経のように繰り返し、穴を開け続けます。

次の写真でいきなり完成してしまっていますが、上の写真を撮り終えたあと「部品がデカくて結構しんどい。しかも組み進めるとどんどん大きくなって、部屋の中で動かしづらい。」という、日曜大工を嗜まれている方々からすれば当たり前な事に気が付きました。心が折れる前に危機感エネルギーだけで組み上げ作業をしたので、作業途中の写真を撮り忘れてしまいました。

一旦 完成

高さはバッチリ!

一番奥に押し込んだ状態がこちら。初めてにしてはなかなかの出来栄え。

キャスターとダボ穴。綺麗やん。「ダメかも!」からのとりあえず一安心。

後日

お局さまと相談の後、棚板をホームセンターで切り出してもらい、物を仮置きして高さを決めました。やはり調理器具や食器類が多く、全体的にかなり重くなりました。普通に引っ張り出すと、力をかける場所によっては、棚自体が転倒するかもしれないので、キャスターの上の部分に取っ手を付けました。棚を引き出す際には、そこを引っ張ってもらう運用ルールに。

あとは、手前にカーテンを付けて収納を目立たなくするのですが、サイズや色合いを落ち着いて決めたいとの事だったので、最終的な出来栄えはまた後日。

今回、初めて棚を作ったのですが、柱板をもう少し厚くすれば途中で発生した補強や板割れのリペアといった作業が不要だったように思います。柱板の太さは 13mm でしたが、高さが 70 ~ 90 cm くらいになるなら天板や底板と同じく 18mm 以上が良いかもしれません。

実際にやってみないと分からない事ばかりです。作業の途中で板が割れてリペアしたり、強度が足りず補強したりと「どうすれば良いか」を知る良い勉強になった年明けでした。

次はもう少し大きなものにチャレンジしてみます。